宇治茶の郷・宇治田原町で日帰りドライブ〜話題の正寿院とお茶を巡る旅〜

取材で京都府内のあちこちを駆け巡っている私たちKYOTOSIDEライター陣が、もうひとつの京都エリアで見つけた散策にぴったりのおすすめコースをご紹介! 第3回は、「お茶の京都」エリアから、宇治茶の郷(さと)・宇治田原町ドライブ旅のご紹介です。ただいま、期間限定でハート窓がキュートな宇治茶バスも運行中!涼し気な風鈴まつりや冷たい宇治茶スイーツなど、暑い時期にこそ訪れたい、のんびりプチトリップをご提案します。    

SNSでの注目度急上昇のお寺・正寿院 

猪目窓がSNSでも注目され、今や老若男女が訪れる人気のお寺となった正寿院。なんと、正寿院のある宇治田原町の奥山田地区は京都市内より5℃ほど気温が低いのだそう。避暑地としてもぴったり!
客殿で猪目窓を見ながら寝転んでみると、なんと天井には「日本の風景&花」をテーマに160枚の杉板に描かれた美しい日本画が!この天井画はお寺の副住職が「川のせせらぎや鳥のさえずりなど、自然を感じるために寝転んでもいい空間を作りたかった」と、約6年の構想を経て完成させたそうです。

猪目窓がSNSでも注目され、今や老若男女が訪れる人気のお寺となった正寿院。なんと、正寿院のある宇治田原町の奥山田地区は京都市内より5℃ほど気温が低いのだそう。避暑地としてもぴったり!
客殿で猪目窓を見ながら寝転んでみると、なんと天井には「日本の風景&花」をテーマに160枚の杉板に描かれた美しい日本画が!この天井画はお寺の副住職が「川のせせらぎや鳥のさえずりなど、自然を感じるために寝転んでもいい空間を作りたかった」と、約6年の構想を経て完成させたそうです。

約2000個の風鈴が鳴り響く「風鈴まつり」も!

正寿院では7月1日~9月18日に「風鈴まつり」が行われます。本堂前に飾られる約2000個の風鈴が涼し気な音を奏でる光景はまさに圧巻の一言。さらに本堂の中には、ガラスや陶器、金属などの全国各地のご当地風鈴が並び、まるで博物館のようです。
また、見るだけでなく風鈴の絵付け体験(1200円・予約制)もできますよ。自分だけのオリジナル風鈴で夏を乗り過ごしましょう! 正寿院や風鈴祭については↓もご覧ください
お寺とハートのアツい関係とは!? “ハート窓”の正寿院へGO!
元記事:https://www.kyotoside.jp/entry/20170712

豊富なお茶体験で、あなたも宇治茶マスターに!?さまざまな体験が楽しめる宗円交遊庵やんたん

院から車で約10分。到着したこちらの建物は、“日本緑茶の祖”永谷宗円ゆかりの地・湯屋谷(やんたん)に新たに誕生した観光交流施設「宗円交遊庵やんたん」。
週末には地元のスタッフさんが作るランチや体験プログラムが用意されています。
「抹茶の石臼挽き体験」(500円)では、抹茶の原料である碾茶(てんちゃ)を入れてゴリゴリと挽くと抹茶の完成!挽いた抹茶は座敷でいただくことができますよ。ほかにも「おいしいお茶の淹れ方体験」(500円)や「京番茶づくり体験」(昼食付き1500円)など、地元の茶農家さんのお話を聞きながら気楽に体験できるものがいっぱい!お茶の魅力にはまってしまいそう♪体験は要予約です。

日本緑茶の祖が過ごした永谷宗円生家 製茶道具や焙炉跡を見学

宗円交遊庵やんたんから車で5分(徒歩は15分くらい)のところにある、日本緑茶の祖と呼ばれる永谷宗円の誕生の地、永谷宗円生家に到着! 永谷宗円は江戸時代、新芽の茶葉を蒸し、焙炉(ほいろ)と呼ばれる器具の上で茶葉を手揉み乾燥させる宇治製法(青製煎茶製法)を考案し、現在の日本緑茶製法の礎を築きました。こちらはその永谷宗円の生家を復元した建物です。
今や全国的に人気になった京都出身の兄弟芸人「ミキ」の日本茶クイズもご覧ください♡
元記事:https://www.kyotoside.jp/e ntry/20171126

高級宇治茶を使った贅沢スイーツ  お茶の郷 木谷山でブレイクタイム!

永谷宗円生家から車で10分、国道307号線沿いにある「お茶の郷 木谷山」では、宇治茶を使った絶品スイーツがいただけます。
「緑茶セット」(550円)は、甘みとコクの強い煎茶「喜峰」か、玉露のうまみが詰まった「祇園」が選べます。高級宇治茶をリーズナブルにいただけるのはお茶の本場ならではの贅沢! 他にも、超濃厚な抹茶カステラや抹茶ゼリーが入った「抹茶ぱふぇ」(550円)もありますよ。

宇治茶や地元野菜がたくさん!JA京都やましろ 宇治茶の郷でお土産GET

宇治茶スイーツで癒されたら、そのまま国道307号線を西へ7分、宇治田原町の味覚が詰まった直売所があります。
JA京都やましろ農産物直売所 宇治茶の郷では、新鮮な地元野菜がずらりと並びます。
「手摘み玉露セット(茶だんご付)」(500円)は、砂時計で時間を計って自分でおいしいお茶が淹れられますよ。旅の〆にお茶や地元産品をお土産に買って帰りましょう♪
今回紹介した宗円交遊庵やんたん、お茶の郷 木谷山、JA京都やましろ 宇治茶の郷は宇治茶カフェに認定されています。宇治茶カフェについては↓もチェックしてください。
http://www.pref.kyoto.jp/yamashiro/ocha/1231484569009.html

おまけ情報〜4月7日~11月24日の休日限定で、奥山田正寿院口まで宇治茶バスを延長運転!〜

お茶&ハート尽くしのバス旅を満喫
公共交通機関で移動したいという人には、宇治茶をイメージしたラッピングバス「宇治茶バス」がおすすめです!
4/7~11/24までの休日は正寿院まで行く便もあるそう!
もちろん内装もお茶尽くし!緑のシートに、後方はボックス席になっています。
ボックス席の窓はなんとハートの窓!女子力上がりそう~♡向かい合わせで座れば旅行気分もあがりますね。
会話に夢中になって乗り過ごしてしまわないようにご注意ください(笑)

宇治茶バスは本数が少ないので、移動する場合は事前にスケジュールを立てたうえで利用することがオススメです。
特に、正寿院へ行くバスは1日1本なので要チェック!
↓おすすめ時間割↓
10:24京阪宇治駅発「奥山田正寿院口」行きに乗車→11:07奥山田正寿院口下車、徒歩15分で正寿院へ。 1時間ほど拝観して12:55奥山田正寿院口発に乗車→13:03宇治田原町郵便局前下車、徒歩5分で宗円交遊庵やんたんに到着。
※お昼の時間はバスがないので、宗円交遊庵やんたんからお茶の郷 木谷山、JA京都やましろまではタクシーが便利です。
先述のコースをめぐるなら、帰りは17:29バス停「郷之口」発の京阪宇治駅行きに乗車。
17:53に京阪宇治駅に到着です!
バスは時間が遅れる場合があるので、時間に余裕をもってスケジュールを立てましょう。時間は変わる可能性があるので、事前にHPをご確認ください。
【京阪京都バス:宇治茶バスのご案内】
http://www.kyotokeihanbus.jp/ujichabus/ujichabus01.html

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