サンガスクールに入ってから本気でプロを目指すようになった(29 FW 沼 大希 NUMA Daiki)。
サッカーを始めたのはいつ?
父が「NFA Jr」という地元・寝屋川市のクラブの監督だったんです。兄もそのクラブの選手でしたし、気づけばサッカーを始めていた感じですね。物心ついた時には父や兄とボールを蹴ったり、兄の試合を見に行ったりしていました。
小さい頃からサッカー少年だった?
自分ではよく覚えていないんですけど、小学校低学年の頃にワールドカップ日韓大会があって、その対戦スコアは全部覚えていたそうです。小学校3、4年の頃は家からスタジアムが近かったこともあり、ガンバ大阪のホームゲームはほぼ毎試合見に行っていました。実は、当時ガンバに所属していた山口智さん(2015年サンガ所属)のユニフォームを持っていたんですよ。サトシさん本人には言えずじまいでしたが(苦笑)。技術的には小学校3年生の時に地元のクラブでリフティング記録会があったんですが、1048回できましたね。これは今も自己最高記録です。
サンガサッカースクールに入ったキッカケは?
小学校3年生の時、父に勧められたのがキッカケです。地元のNFA Jrに所属しながら、週1回、城陽のスクール会場まで母に車で送り迎えしてもらっていました。
当時のサンガサッカースクールの印象は?
まず人工芝のグラウンド(現在はフットサルコート)でボールを蹴ることができるのがうれしかった。そして、地元のクラブではマーカーを置いてゴールがわりにしていたのですが、サンガのスクールではネットの付いた本物のゴールが使えたので、シュートを決めてゴールネットを揺らすのが楽しくて仕方なかったです。
サッカーのレベルアップは実感できました?
当時スクールを担当していただいていた阪倉裕二コーチ(現:清水エスパルスヘッドコーチ)からパスの基本をしっかり教えていただきました。また、周りの人は上手い人ばかりで、その中でもさらにひとり飛び抜けている人がいて「自分がやっていけるのかな?」と思ったことがあります。それが良い刺激になって、もっと上手くなれるように頑張るようになりましたし、本気で「プロになりたい」と思うようにもなりました。
サンガサッカースクールの後は、サンガU-12 SPコースに進んだんですね?
実は小学校4年生になる時、寝屋川から城陽に通うのが辛くて、スクールをいったんやめたんです。そして地元のクラブで6年生の試合に出させてもらっているうちに「もう一度高いレベルの中で実力を試してみたい」と思い、改めてサンガSPコース下鳥羽会場のセレクションを受けました。セレクションではみんな自分をアピールするのに必死で、「自分が、自分が」みたいなプレーをしている中、僕だけチームプレーを意識したプレーに徹していたので、目立ってアピールことができませんでした。内心「無理かな」と思っていましたが、合格できてうれしかったです。
SPコースの思い出を教えてください。
今、ガイナーレ鳥取でプレーしている山本蓮くん(サンガU-15出身)、僕が当時一番すごいと思った木村公紀くん(京都学園大学/サンガU-15出身)、技術面でずば抜けていた加賀山泰毅くん(関西大学)など、いろんなところから上手い人が集まっているなぁと感じました。また、当時コーチだった高本詞史さん(現:FC岐阜チーム統括部長)に一本のパスの細部に至るまで指導していただき、選手として一番成長を実感できた時期が、SPコース時代です。
その後、サンガU-15、そしてU-18を経てトップチームに昇格しましたが、小学生時代のスクールから過ごしてきたサンガへの思いは?
U-15時代、中学2年生の時に高円宮杯で優勝に貢献できたことや、U-18時代に寮生活をしながらサッカーと勉強に励んだ日々は良い思い出になっています。同時にこれだけ長い間自分を育ててくれたサンガに対して、プロになった今、ようやく恩返しができる立場になることができうれしく思います。これからもっとたくさんの試合に出てサンガの勝利に貢献したいです。
これからサンガサッカースクールに入りたいと思っている人にメッセージをお願いします。
今のサンガサッカースクールには大槻紘士さん、中山博貴さんら元Jリーガーのコーチや、経験豊富な指導者に教えてもらえるので、サッカーの基本的な能力が上達すると思います。また、レベルの高い選手もたくさん集まってきますので、仲間と切磋琢磨しながら、楽しくサッカーを続けてもらえたらいいですね。
※サンガタイムズVol.45本誌では、沼大希選手のステップアップストーリーを掲載しています。本記事と合わせてお読みください。(eBookでも読めます)
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